2022年6月30日木曜日

2022年6月 こひつじ広場のご報告

 2022年6月 こひつじ広場のご報告 (オンライン)












【日時】2022年6月16日(木)21:00~22:00

【参加者】会員9名


【読書】悩める友のために(上)より

 「わがままから目覚めて」、「固陋の家風を呪う」


【感想】

 久しぶりにタイからの参加者を迎え、自分の過去を顧みて反省する読書会となりました。


◆わがままから目覚めて

・諦めずに続けることはとても難しく、苦労が好きではないので諦めてしまうことばかりです。でも、諦めずにいればいつか努力や思いが報われる日がくるのだから、もうすこし努力してみたいと思いました。


・この方は、自分の欠点を認めることができて素晴らしく、妻のために婦人之友を買ってきてくれる夫に出会え、幸せだと思いました。やはり、人との巡り合わせが大切なのだと改めて感じました。


・「ただ決心だけは、きょうあすはと生ぬるくしてはいけません。」という言葉が心に響き、本当にその通りだと思いました。いつの時代も「本気になるなら今」という考えは変わらないのだなと再確認しました。

・小さなころから、わがままだと言われ育てられました。でも今になって思えば、親の言うことに素直に従わない私にそう言っていた部分もあったのではないかと思います。子供をわがままに育てるのは可哀そうだというのは、もっともです。わがままの境界線はわかりませんが、子育てをする上でこれはとても大事なことだと思いました。


・欠点を指摘されないことが辛いと言えるのは、すごいことだと思いました。私は、欠点を指摘されると腹が立ってしまうからです。でも確かに、マイナス面を指摘してくれる存在は貴重だと思います。家族以外にも、そのように歩み寄れる相手がいればいいなと思いました。


◆固陋の家風を呪う

・風習に逆らえない時代のお話で、今の世の中は自由になったのだなと実感しました。その代わりに、自分たちが次の世代へ伝える家風自体がなくなった気がします。ただ、その家その家でやり方はあるので、自分の考えと違う相手の家のやり方に、どう向き合っていくかが大きな問題です。


・新旧の考えの衝突を避けるのではなく、お互いの意見をぶつけ、そして認めることが大切なのではないかと思いました。意見の違う相手に反発するのではなく、愛と憂いを持って接していきたいです。


 みなさん、家風というより義理の家族との考えの違いや、文化の違いから色々悩むこともあったようです。今回も、優しいながらも厳しい答が書かれていました。相手を憂い受け入れることは容易ではありません。しかし、少なくとも外国で暮らす私たちは、相手の文化を理解し、自分の意見もちゃんと言えるような関係性を築いていくことが、大切なのだと気付かされました。


2022年6月21日火曜日

2022年6月 集まりのご報告

  2022年6月 集まりのご報告


【日時】2022年6月16日 10:30~14:00

【参加者】会員7名


●プログラム

【讃美歌】502番 雑

【読書】思想しつつ生活しつつ(上) より「おさなごの如く1~3」

【感想】

・「ビタミンみたいな人」だと母に言われたことがあります。他人のビタミンになれるのは、とてもありがたいことです。のんびりしたい時に仕事が舞い込んできて、ゆっくり休む時間もありません。でも、人のために働き忙しくしていることが、私の健康法になっているんだと思います。

・「機嫌が悪いことは公害」だと常日頃、子供に言い聞かせています。家庭の中で一人の機嫌が悪いと、場の空気も悪くなります。なので私は、子供の機嫌が悪い時、食事に工夫をしたりします。すると、それだけで子供の機嫌がよくなるのです。このように、日常の些細なことでも気分を変えられるものを持ちたいと思っています。

・刺激が多すぎても疲れます。でも、単調な毎日では飽きが来ます。韓国に来て3年くらいは単純な毎日が嫌でした。しかし、見方を変えたり新しい出会いがあって、10年経った今では、満たされている自分がいます。新しい生活が始まっても、このように変化を見つけて楽しんだり、新しい出会いを大切にしたりして、その場を満ち足りたものにしていくことが重要だと思いました。

・学校を卒業したら、もう新しく学び、成長することなどないと思いっていました。しかし、韓国に来て友の会に入り、まだまだ成長できる自分に驚いています。のんびりすることの好きだった私ですが、「身体も心も緊張して暮らすこと」の大切さを実感しています。


 会員のみなさんは、何かしらの形で継承日本語の活動に尽力されてみえます。子供に国語を教えることは、とても大変です。しかし、日本にいたら教職に就いていない私には、経験できなかったことです。日本でどんな生活を送っていたかは分かりませんが、ここでの生活は新しい発見があり毎日充実しています。

 そもそも日本いたら、友の会の存在すら知らなかったかもしれません。友の会の活動は大変だと思うこともありますが、活動を通して子供たちにもいい経験をさせてあげられ、なにより仲間との出会いが私にとって、かけがえのないものになっています。



【整理整頓】

 今月はいつもとは違い、会員M邸のキッチン収納を整理整頓することにしました。韓国では、引っ越し業者の方が荷物の収納までしてくれます。しかし、早さが重要な韓国では引っ越しが早く終わる代わりに、収納場所を指示することができません。なぜなら、邪魔なので立ち会うなと言われるからです。その結果、調味料が棚の上にあるという、変な収納になってしまいました。入れ替えたくても、全ての棚が埋まっているため、全部出して入れ替える必要があります。一人ではとても大変なので、結局そのまま使うことになりました。

 そんなこんなで8年の歳月が経ち、調味料の棚を開けるたび、胸に引っかかるものを感じていたMさんは、整理整頓の話が出た機会に、会員の皆さんのお知恵と助けを借りることにしました。

 前置きが長くなりましたが、以上がM邸を整理整頓するに至った経緯です。


◎ビフォー














物で溢れています。

今回は時間の都合もあり、Mさんの一番の希望であった、調味料の整理のみ行うことに。


『スーパー主婦井田典子の「だ・わ・へ・し」片づけ術』を参考に、まずは全て出して、種類別に集めることに。












3人家族の家庭に、こんなにたくさんの調味料類がありました。この中から、賞味期限の切れたものや、本当に使うものだけに絞って減らします。


◎アフター












今回の目標であった、下の棚に調味料類を収納することに成功しました!!

収納場所は引き出しなので、調味料が倒れないように、新しくケースを買うのではなく、紙袋を小さく折って枠にしました。素敵なアイデアですね!外に出しっぱなしになっていた調味料も高さのないものは、全て収納し、スッキリしたキッチンへ。













とりあえず置きし、まとまりのなかった棚の中も、同じ種類のもので固め、とても使いやすくなりました!!かなり物を減らしたので、棚が3か所ほど空になったほどです。













そして、ついでに大掃除まで。本当にお疲れさまでした!!


★今日のランチ





















今回も茶系のものばかりになってしまいましたが、味は全て違い大満足の昼食でした!今回のレシピも共有し、レパートリーがまた増えました。


次回:6月25日(土)

平日に参加が難しい会員のために、土曜日に開催します。ステンシルの続きや、子供たちの調理実習も行う予定です。


2022年6月4日土曜日

2022年5月 集まりのご報告

  2022年5月 集まりのご報告


【日時】2022年5月25日 10:00~13:00

【参加者】会員6名


●プログラム

【讃美歌】494番 その他・信頼

【読書】思想しつつ生活しつつ(上) より「よく忘れること」

【感想】

 お恥ずかしながら、タイトルを見ただけで、物忘れのことかと勘違いしてしまいました。そんなことが著作集に書いてあるはずがないですよね…。もちろん、今回も奥の深い内容でした。ここでは、「忘れなくてはいけないことを忘れ得ることの大切さ」が書かれていました。とてもハッとさせれました。なぜなら、私たちは嫌なことをずっと忘れられないでいるからです。

 そんな嫌なことを引きずって次の日や、次の年を迎えるのがどれほど無駄なことかと気付かされました。同時に、忘れてはならないことを覚えていることの大切さも書かれています。全国大会でも触れられていましたが、一日の終わりに今日あった嬉しかったことや、感謝すること書き出してみようと思いました



【大人のステンシル】


櫻井さんのお宅にある80年代の婦人之友に掲載されていたモチーフです。時代を超えても色褪せないですよね。こんな素敵なブラウスを着こなせる素敵な女性になりたいです。








今月は、色付けをしました。昨年の夏こどものステンシルを行ったときに、一緒に買っておいた布用のインクが、やっと日の目を見ました!
















各々に自分の好きな柄のシートを作り、木綿の手提げ袋などにステンシルを施しました。みなさん初めてにしてはとてもお上手で、それぞれのセンスが光る素敵な作品できたのではないでしょうか。















今日の持ち寄りランチです。今回は野菜とのバランス、彩り共に素晴らしいです!!みなさんが持ち寄るものは当日のお楽しみなので、他の方と被らないよう何を作っていこうか悩むのも一つの楽しみです。


【その他】

 念願のインスタグラムを開設しました!!こちらでは、会員個人の活動なども会員それぞれが写真と共に発信していく予定です。どうぞこちらも、ホームページと合わせてご覧いただければと思います。



次回:6月16日(木)

実際に会員宅のキッチンにて、片付け術を学びたいと思います。皆さんのお知恵を拝借し、どれだけ使いやすいキッチンに変身するのかが楽しみです!!


2022年5月31日火曜日

2022年5月 こひつじ広場のご報告

  2022年5月 こひつじ広場のご報告 (オンライン)












【日時】2022年5月19日(木)21:00~22:00

【参加者】会員8名


【読書】悩める友のために(上)より 

 「家のために婚期におくれた娘」、「結婚について親と意見の違う場合」


【感想】

◆家のために婚期におくれた娘

・自分のために生きることができなかったうえ、突然家族から邪魔扱いされ、とても気の毒な方だと思いました。現代でも女性に学歴があると、結婚が難しいケースがあります。だからといって、妹たちに学問をさせないということは違うのではないでしょうか。色々なことが自分で判断できるように、女性も学問をすることは必要だと思います。


・ここでは、家族からひどい扱いを受けた相談者に、「穏やかに気を落ち着けて皆さんの無礼の罪を許してあげることを希望する」とお答えになります。人を許すことで、自分が犠牲になったと思う行いが完成されるからです。ハッとさせられました。人に厳しく自分に甘いところがあるので、少しずつでも人を許せるようになりたいと思いました。



◆結婚について親と意見の違う場合

・親が相手に経済力だけを求めるのであれば、従う必要はないと思いますが、本当に子供のことを思って反対するのであれば、聞く耳を持つ必要があると思います。私は、親の反対を押し切って結婚したので、親を頼れないなと覚悟しながら過ごしています。


・家庭の始まりは結婚です。とても大切なことなのに、結婚についての教育はありません。結局、自分の両親や家族を見ることでした学ぶことができないのです。昔の親はその時代の社会的基準に合った人を勧めていました。しかし、そのような基準のなくなった現代において、親も経時的に困らない相手を勧めはしますが、最終的には自分で決めなさいと口を出さなくなってきています。結婚相手には、山や谷のある人生を一緒に超えていける人が基準になるのですが、そこをちゃんと見極めることができず、谷を通過するとき離婚するという判断になるのではないでしょうか。


・結婚は本人同士の問題なので、親がどうこう言えないのだなと、親の立場になって思いました。自分は親がよしとする人と結婚したのに子供にはそう思えないのは、どのような心境の変化なのかと自分でも不思議に思います。しかし、どんなに人柄のいい相手であっても、家庭環境や家族の問題があったりすると、心配で口を出してしまいたくなります。



 今回は、どちらも結婚に関する手紙でした。これらの手紙がかかれた時代は、女性が自分の意見を通すことが難しかったのでしょう。しかし、このお二人に共通して言えることは、時代や境遇のせいにして、自分の意見を持っていないということです。だからこそ、答では一貫して自分で考えなさいと言われています。どんな事情があったとしても、自分で考えて正しいと思うことをすることが、とても大切なのだと感じました。

 これらの手紙から、同情するだけでなく、そこまでを読み込める羽仁先生を改めて鋭い方だなと思いました。また、このような答を読んで自分で考えて行動に移せる時代に生まれて、本当に幸せだなと改めて実感しました。


2022年5月23日月曜日

2022年度 全国友の会大会

2022年度 全国友の会大会に出席しました!(オンライン)


【日時】2022年5月18、19日(オンライン・オフライン)

【参加人数】1152名

【礼拝】聖書:マタイによる福音書5章

    讃美歌:420番、494番

【主題】家庭から社会へ、愛と協力により新たな道を拓く


 今年もオンラインで全国大会に参加することができました!自由学園の記念講堂での開催に当たり、会場で出席された方は讃美歌を歌わなかったり、お話をする方が変わるたびマイクを消毒されたりと、大会の主題通り『新たな道を拓かれた』のだなと実感しました。











1日目は、大きなスクリーンのある大皿さんのお宅にて。


 今回もお話の中から多くのものを得ました。その中の『著作集は生きた聖書である』という言葉にとても共感し、やはり基本は読書であるということを改めて感じました。私も著作集から多くのことを学ばせていただいています。読書を通して今の仲間たちとも繋がれ、どれだけ多くの悩みが解決されたか分かりません。これからも読書をすることで、家庭から社会へ香りのよい風を送れる働きをしていきたいと思います。


 ただ、よいことばかりではなく、幼児生活団の閉鎖や、会員の方の高齢化、仕事や介護による退会者の増加などの悩みも見えました。ソウル友の会でも、就業により退会された方がみえました。その一方、再入会された方や、転入された方のおかげで会員数が増えたなどの嬉しいニュースもありました。『同志が二人集まれば、友の会は成り立つ』そうです。会員が全員70代以上になっても、今できことを続けていこう決めた友の会もありました。有職者がほとんどの友の会では、例会を金曜の夜や土曜日に持ったりしながら、新たな道を拓かれていました。



この日は、持ち寄りランチにしました。
なんと、みなさん肉料理!彩も豊かです。
とても豪華な昼食になりました。










2日目は、今年度リーダーの松本さんのお宅で。


 残念ながら、2日目は出席できませんでしたが、海原純子先生の講演や、各地の活動報告、婦人之友社からのお話があったりと、充実した時間を過ごされたそうです。この日の夜はこひつじ広場もありました。全国大会が終わった後も、今回の読書のテーマである『結婚』について熱く語られたそうです。私も参加したかったです!


 みなさんが一同に集まって、礼拝を持ち、讃美歌を歌い、素晴らしいお話を直接聞ける日が来ることを心より待ち望んでいます。


2022年5月5日木曜日

2022年4月 集まりのご報告


    2022年4月 集まりのご報告











【日時】2022年4月25日 10:00~12:00

【参加者】会員6名(1名オンラインで参加)


●プログラム

【讃美歌】496番 うるわしの白百合 

【読書】思想しつつ生活しつつ(上) より「囚われざる生活」

【感想】

・分相応な生活が必要です。70%の力で生活する方が、居心地がいい気がします。


・お金の使い方と時間の使い方は似ています。自分のために使うのではなく、人のために使うことで自分自身の満足感にもつながるのではないかと思います。使わなくなった物を売るのではなく、必要な人に譲るようにしています。


・専業主婦になり、年を取ったからか、物欲がなくなりました。また、韓国で欲しいものが見つかりません。高価なものを買ったとしても、持って行く機会もなく、タンスの肥やしになる気がして買う気になれません。


・いつも同じ服装をしていて、外出するときも家で着ていた服装のまま出てしまいます。日本に帰省した時、家族と街に買い物に行ったのですが、その時も同じようにそのまま出かけたら、家族に注意されてしましました。でも、最終的には、地元の人のような雰囲気が出ていたようで、着飾って出かけた家族にうらやましがられました。


・韓国語の勉強をさせるのは、子供のためではなく、学校の先生の目が気になるからです。無理やりやらせようとするから、子供が拒絶し、最終的には物で釣るような形になってしまいます。でも、物で釣るとできるので、とても複雑です。なので勉強をして得られる物は、子供のおこづかいから買ってもいいということにしています。


◎今回の読書に関連して、会員の中から質問がありました。

問)物が増えて困っています。Tシャツ類は、古くなるとパジャマにするのですが、襟ぐりが伸びてきても着心地が良く、捨て時が分かりません。パジャマになる洋服が増えている現状から、抜け出したいです。

答)人に見られて恥ずかしいと感じる物であれば、他の用途に使うべきです。自分で判断できないのなら、人に見てもらうことが有効だと思います。


【ステンシル】

 念願が叶って、オフラインでの集まりを持つことができました。この日は時間の都合上、ステンシルプレートのデザインを決めるところまでしかできませんでしたが、次回は布製品にステンシルを施したいと思います。どんな作品が出来上がるのか、とても楽しみです。


【その他】

 インスタグラムの開設を決めました。集まりの報告だけではなく、韓国の情報や私たちの日常も、写真と共に発信していけたらと思っています。















 4月に入り、集まる人数に制限のなくなった韓国で、久々の持ち寄りランチです。大皿さんがスープも用意してくださり、美味しく楽しい時間を持つことができました。彩が少ない気もしますが、カレー味の黄色いお豆がアクセントになってます。


 新しいリーダーを迎え、初めての集まりをオフラインで行うことができ、新たなスタートを切りました。今年度はどんなことができるのでしょうか?今まで培ってきたオフラインの経験も活かし、ハイブリッドで色んな活動ができたらと思います。


次回:5月25日(水)

ステンシルを完成させる予定です。

2022年4月22日金曜日

2022年4月 こひつじ広場のご報告

 2022年4月 こひつじ広場のご報告 (オンライン)












【日時】2022年4月14日(木)21:00~22:00

【参加者】会員8名


【読書】悩める友のために(上)より 

 「威勢の強すぎる嫂」、「実母に従わんか継母に従わんか」


【感想】

◆威勢の強すぎる嫂(あによめ)

・この問を読んで、本人の性格や夫の気持ちまでを読み取った答に驚きました。色んな方を見てきたからこそできるアドバイスなのではないでしょうか。私だったら、この方に同情し、手紙を送ってきた娘婿に腹を立てて、手紙の返事を書く必要はないと答えていたでしょう。素晴らしい答だと思いました。


・この相談者にとって、別居するという選択肢はなかったのではないでしょうか。私もこの方に同情し、どうしたら相手を変えることができるのかということばかり、考えていました。しかし、答の中の、「一日も早く別居なさらなくてはならない」という言葉に、ハッと気づかされました。別居し独立するということは、経済的だけでなく、色々な負担が大きくなります。相談者の中で、少し甘えがあったのではないかと思いました。逃げることは悪いことではありませんが、いいことばかりでもありません。それに耐えることができれば、逃げるということも選択肢の一つなのだなということを学びました。


・昔は、姑の力が強く絶対的な存在でした。また、兄弟も多く、両親を早くに亡くしたとしても、兄弟で力を合わせて生きていくことが可能でした。現代は、姑が息子夫婦の負担にならないように気を使い、嫁に意見することなんてできません。時代は変わったのだなと実感しています。



実母に従わんか継母に従わんか

・相談者が夫を育ててくれた継母のことを考えず、実母との関係を大切にしようするところに理解ができませんでした。子供を産むことは痛みも伴い大変なことですが、育てる大変さと比べることはできません。自身の不徳のために子供を人手に渡したにも関わらず、急に連絡をしてきた実母も自分勝手だと思いました。「養育の恩を感謝したいという誠心(まごごろ)」という答の通り、第一に継母のことを考える必要があったのだと思います。


・答の中で、実母の良くないところまで指摘できる想像力に驚かされました。実母の行動は、育った環境からくるものも多く、価値観はこのときに形成されてしまうこともあるので、子供を育てていくうえで、気を付けなくてはならないなと感じました。最後に、夫のためによき妻よき内助者になるようにという言葉が、とても素敵なメッセージだと思いました。




 毎回思うのですが、この著作集に記されている相談は昔のもので時代背景が違うため、現在ではあまりないケースのものが多く、理解するのが容易ではありません。しかし、問いに対する答えの的確さは、現代にも通用するもので、毎回多くのことに気付かされ、とても勉強になります。今後、どのような答と出会えるのかとても楽しみです。