2021年9月22日水曜日

2021年9月 集まりのご報告

  2021年9月 集まりのご報告(オンライン)












【日時】2021年9月15日 21:00~22:30

【参加者】会員11名、お客様1名


●プログラム

【讃美歌】195番 キリストにはかえられません

【読書】思想しつつ生活しつつ(上) より「何のために働くか」


・冒頭の、「天国に行くために働いている」という言葉に衝撃を受けました。そんなことを考えたこともなかったからです。ほとんどの人が仕事をする目的は、社会的地位や生活費のためなどではないでしょうか。


・「仕事がなければ、明日はない」という言葉を目にしたとき、改めて自分にとっての『仕事』とは何なのかを考えさせられました。


・天国を望んで働くべきか、この世の成功を目標として働くべきか。仕事で成功した人を実際に目にしてきましたが、成功のために努力することが悪いこととは思いません。しかし、その後の行動が大切で、社会のために貢献している人は素晴らしいと思います。


・幼い我が子を亡くした著者の、「天国に行くために働く」という生き方には及ばないですが、自分に与えられたものを最大限使って、人のために活かせる仕事をしていきたいです。そして、今は子どものために、いなくてはならない存在なのだから、健康にも気を使い毎日を精一杯生きたいと思います。


・自分がどんな最期を迎えるかは分からないですが、いつその日が来ても悔いの残らないような生き方をしたいと思いました。大きいことも、小さいことも全て自分に与えられた『仕事』です。だから、小さいことから目を背けず、その都度、その都度、向き合っていきたいと思います。


・以前は、この世での成功が自分の原動力でしたが、今は自分の成功に関係なく、自分のもとに来た仕事を「今、自分ができるから、与えられたんだ」と前向きに考えられるようになりました。


・自分はどちらかというと真面目な方ですが、ときどき不真面目になりたい時があります。ただ、そう思うと何故か『仕事』が舞い込んできます。真面目になりなさいという戒めなのかもしれません。与えられたことに感謝をもって、今後も真面目に働いていきたいと改めて思いました。


・大学卒業当時、就職難でした。最初は、仕事があってお給料がもらえるだけ感謝でしたが、しばらくするとお金のために働いてる状態になってしまいました。しかし今は、お金とは関係なく自分の力を出す場を与えられ、自分が生かされてる実感があります。感謝しかありません。


・人には、誰かの役に立ちたいという欲求があり、それが満たされることで幸せを感じるそうです。韓国で仕事を見つけることは難しいですが、私が役に立てる場所を少しずつ探していきたいと思います。


 この文章を書かれたときの著者は30代前半でした。私よりはるかに若い年齢のころから、天国に行くためだけに懸命に働いてみえたのです。今の私の『仕事』は、子どもたちに日本語を継承することです。お金を稼ぐための仕事ではありません。しかし、日本で生活していたら経験できなかった仕事です。この仕事を与えられたことに感謝しています。そして、いつかはこの仕事を終える日が来ます。次にどんな仕事を与えられるのか。自分には何ができるのか。常に考えながら、一日一日を大切に生きていきたいです。



【今後の活動について】

 バンコク友の会からアイデアをいただき、『福神漬け』を作ることになりました。事前に野菜は塩漬けしておき、その後の工程をオンラインにて皆で一緒に行います。カレーにもキムチの韓国で福神漬けが食べられるなんて。楽しみです!


次回:10月13日 10:00~ 今後の活動について内容を詰めていきます。