こひつじ広場
2025年6月17日(火)19時30分~20時30分
出席者 会員 6名、他友の会 1名
📕「神は愛なり、主義にあらず」(「みどりごの心」より)
愛の三代作の最終作を読書しました。
普段の生活で考えることが比較的少ない「愛」という深い言葉についてみなで語り合いました。
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各々自宅からZoomで参加 |
感想一部紹介
・「今や各自の持つ主義の下に、自分という人間を押し込めて、前よりも一層窮屈な奴隷の境涯に立つ人が、だんだん見えるようになってきた。」とある。韓国の大統領選挙での違う主義同士の対立が目立つ。SNSでも。世代、地域によっても対立。世界各地でも同様に、暴力的な対立がある。主義と主義がぶつかり合う時代の克服は「愛」。お互いに立場が違う人が愛をもってふれあうとたまものが生まれる。イランとイスラエルの戦争もそう。同じ人間としての共感がない。愛によってい祈り、苦しみたえることで平和が生まれる。愛をもって受け入れることが難しいが大切。愛がなければ憎しみしか残らない。
・「本当に世を愛し、国を愛し、人を自分を熱愛する立場から、注意深く見つつ考えつついくならば、自分の内部い新しく醸しだされて来る思いも、外部から伝わってくる思想も、その良い所も悪い所も、だんだん明らかに見えて来る」という所が心に残った。韓国では、幼稚園の先生も児童に向かって「サランヘヨ」と言うが、日本では愛という言葉をあまり使わないように感じる。
・著作集の中でも一番難しいところ。人は一人でいると気楽。違う意見を聞き、自分はどうしてちがうのかと考える事がわかりあって行く、それが愛。逆にみんなが一緒だったら気持ちが悪い。いろんな意見があるので話し合って、理解していくことが大切。愛の足りなさを自覚しつつ進んでいく事が大切。
・難しい内容。「愛とは一面において忍耐の別名だということができます。」忍耐が足りないと感じる。主義も必要。主義がないと人はついていかないが、その主義によって愛がないと人を不幸にするという事が最近多い感じる。みんなが愛、思いやりをもてば世界平和につながるのではないか。「主義というものは、その正体を究めない限り人間を好き勝手に翻弄するところの怪物です。」というところに共感した。主義に惑わされないで愛をもって行く事が大切だと感じた。また、「愛は熱であり光であります。」という言葉に救いを感じた。
世相柄、主義・立場の対立に関する気づき、個人的な葛藤と内省、愛や忍耐の重要性、対話と共感の価値についての感想が聞かれました。「主義に振り回されず、愛をもって人と向き合うことの難しさと尊さ」に真摯でありたいと思います。
読書後の歓談では、
・会員の関わる、補習校に子どもが楽しく通えていたことへの感謝
・他会員からは、全国大会で補習校の卒業生に学園で再会し感激、自分の意思ではどうにもならない神様の導きに感謝
・あと少しで読み終える「みどりごの心」の通読は、互いに励まし合いここまで来られた、と感謝
・今回奉仕のため参加できなかった会員への労い
とあたたかな気持ちで会を終えることができました。常に愛を持って感謝できる者でありたいと強く感じる集まりになりました。
📍今後の予定📍
・6月28日(土)友の会国際交流の会 (オンライン)
・7月16日(水)~17日(木)全国生活研究会 オンラインで参加
・7月26日(土)~27日(日)お泊まり会
🎶集まりとこひつじ広場は、基本的に毎月各1回開催予定です。
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