2016年3月31日木曜日

東日本大震災支援「まけないぞう」を韓国でも販売します!

『婦人之友』2016年3月号記事

ソウル友の会では、『婦人之友』2016年3月号、東日本大震災から5年という特集の「春まだ遠く」という記事の中に掲載されていた<まけないぞう>を韓国でも販売することにしました。











まけないぞうって何?마케나이조가 뭐에요?


1995年の阪神・淡路大震災の2年後、神戸にて「生きがい作り協働事業」としてスタート。
一本のタオル運動を通して、全国からの善意のタオルを被災者がぞうの形に縫い合わせ壁掛けタオルに変え、日本国内外で販売しています。
한신 대지진 2년 후 고베에서 지진 피해자들이 전국에서 기부받은 수건을 코끼리 모양의 벽걸이 수건으로 만들어 국내외에서 판매하는 이키가이즈쿠리협동사업이란 이름으로  1997년부터 시작되었습니다.

売上の使い道 / 매출 용도

売上のうち100円が被災地の製作者の方に渡されます。材料費と送料を除く残額がまけないぞう基金として東日本大震災の被災地支援に活用されています。特に暮らしの再建に欠かせない仕事づくりの取り組みに力を入れています。
매출 중 1200원이 지진피해자로 전달됩니다. 재료비 및 배송비를 제외한 잔액이 MAKENAIZO 기금으로 동일본 대지진 재해지 지원에 활용되고 있습니다. 특히 생활의 재건에 필수적인 일자리 만들기 활동에 주력하고 있습니다.

Message from Kobe & Iwate

〜被災地 NGO 恊働センターより / 지진피해지역 NGO 협동 센터에서〜


被災地ではまだ放置された土地がそ のままの状態で、人々は孤独と不安を募らせています。どうぞこの“まけないないぞう”を 通して、被災地を応援してください。
지진피해지역에서는 아직도 땅이 그대로 방치되는 등, 사람들은 고독과 불안에 고통받고 있습니다. 이 “MAKENAIZO”를 통해 지진피해자를 응원해 주세요.


製作者さんより/ 제작자에서

震災後いろんなことがありすぎて、理由もなく涙が溢れる時もありました。ぞうさん作りに関わるようになって、ぞうさんに慰められ、励まされながら元気でいられるのが幸せです。
지진 후 다사다난하고 이유없이 눈물이 날 때도 있었지만 코끼리 타올 제작에 관여되어 여러 사람들로 부터 위로 받고, 서로 격려하면서 몸과 마음의 건강을 찾고 있습니다.

スーツケースに詰められて韓国にやってきた
200頭のぞうさん達

第1回販売企画 〜311 KIZUNA in Seoul〜

2016年4月10日(日)PM6:00 @ハレルヤ教会201号室

第1回の販売は上記日程で行われる311 KIZUNA in Seoulという集会で行います。
1頭5000ウォンで販売いたします。(日本国内販売価格との差額は円ウォン換金手数料に用い、残額は献金いたします。
)
被災者支援の一助になることを願っています。多くの方々のご賛同をよろしくお願い申し上げます。

3月集まり②のご報告

今年度最後の集まりのご報告です。

【日時】
2016年3月28日(月)10:30〜13:00

【参加者】
会員4人、子ども2人

【プログラム】
1.讃美歌146番
2.読書 「恋愛自由の意味」(羽仁もと子著作集『思想しつつ生活しつつ下』より)
3.食 野菜を使ったレシピ
4.来年度係決め

【様子】
高野豆腐を煮る準備をして、この日の集まりが始まりました。以前のこひつじ広場の昼食で食べた高野豆腐の煮物が絶品。その丁寧な作り方を学ぶために、会員が家に在庫で置いていた高野豆腐を持ってきました。丁寧な仕事が完成度を格段にあげることを昼食時に実感しました。
讃美歌は前日がイースターだったこともあり、関連する歌を歌いました。この日の読書は「恋愛自由の意味」。友の会ではあまり読まない箇所だそうですが、通読の順序に沿って読みました。それぞれの立場で感じることは色々あり、子育て中の者にとっては親の精神的な愛情ということが深く心に残りました。(本文を是非お読みください。)

続いて、かぞくのじかん掲載の献立の立て方や野菜料理について読み、今後の食の学びの方針を定めました。主菜、副菜の表を用いて、美味しくて手早く用意することのできる料理のレシピを来年度皆で作っていくことになりました。


この日のお食事は各自の1品持ち寄り。
・高野豆腐の煮物(当日実習)
・炒り豆腐|肉じゃが(かぞくのじかんより)
・浜防風のオリエンタルドレッシング和え
・人参のとびっこ炒め
・キャベツとソーセージの炒め物
・大学芋
・鶏の付焼き
・ご飯|汁物
今回もとても豪華で栄養満点の食卓になりました。
一品持ち寄りは不慣れな会員にとっては負担と感じられる部分は正直ありますが、繰り返しすることで徐々に慣れ、負担感も減っていきます。何より、人と食べるために作るためには緊張感を持って作ること、それが大きな勉強になります。今後も続けていく予定です。また今回の持ち寄りから、副菜の充実が大切なことも学びました。来年度の学びに大きな期待が寄せられます。


今年度のソウル友の会の活動もこの日で終了となりました。
今年度リーダー、そして来年度リーダーへの感謝と激励と共に、また新たな気持ちで4月からも皆で頑張っていきたいと思っています。

友の会はいつでもどなたでも仲間になることができます。
我が家の生活をより良いものにしたい!衣食住・家計・育児など学びたい!と思われる方は、是非友の会の集まりにお越し下さい。
良い家庭から良い社会を作りたいと思われる方々のご参加をお待ちしています!

2016年3月14日月曜日

3月集まり①のご報告

3月1回目の集まりです。今年度もいよいよ最終月となりました。

【日時】
2016年3月12日(土)12:30〜14:30(午前中は鍋帽子®の製作の続きをしました。)

【参加者】
会員8人、子ども6人

【プログラム】
1.讃美歌321番
2.読書 「子供は弱者なり」(羽仁もと子著作集『教育三十年』より)
3.家計 2016年予算を見合う

【様子】
10日に日本に完全帰国した会員1名を送り出しました。最後に鍋帽子®の作り方も丁寧に学び、今は皆が一生懸命完成目指して取り組んでいます。午前中はそれぞれ教え合いながら作業をしました。互いに教えあうと理解が更に深まることを実感します。久しぶりに参加できた会員もおり、嬉しい再会でした。

読書は「子供は弱者なり」を読みました。
読書感想からは、
・誠意をもって子どもと接することの大切さを再認識した。
・新学期になって、良い生活習慣の元で子供と過ごすと清々しいことを実感している。
・たくさんの課題を同時に子供に与えると落胆したり失望する経験を味わわせることになるので、親の方の知恵も必要だということを学んだ。
・幼稚園から帰った子供との時間を確保するために、日中の時間の使い方が大切。特に食の段取りを学んでいきたい。
などが聞かれました。教育について、互いが各家庭の事情に照らし合わせて同じテーマを持って考えることのできる非常に貴重な時間だと改めて思います。

次に家計の今年の予算を聞きあいました。
家計簿記帳歴に従いそれぞれの今年の目標も違いますが、皆で家計を見合い、話し合う時間を持つ事で、一人では挫折してしまうかもしれない事を励まし合えるのでこの時間は大切にしたいです。家の購入やジョンセ(韓国特有の住宅賃貸形態)の支払いが大きな数字として見られました。3月が終わると一度三ヶ月決算を出して、一年の予算全体に対する状況をパーセンテージで見合います。

最後にサプライズで来客が2名来られました。大人も子供も大喜びでご挨拶しました!

次回の集まりは3月28日です。