2022年8月 集まりのご報告
≪こひつじ広場≫
【日時】2022年8月17日(水)21:00~22:00(オンライン)
【参加者】会員6名
【読書】悩める友のために(上)より
「養子娘の苦心」、「家庭と秘密」
【感想】
・家族内での秘密は本当によくないと思います。本人は隠しているつもりではなくても、結果としてそのことに振り回されることもあるので、ちゃんと話して欲しいです。
・夫婦間の秘密はないのですが、日韓の歴史的な問題や政治的な問題など、こちらはタブーと捉え控えている会話を夫は気にせずズバズバと聞いてくるので困っています。
・夫の顔色をうかがって過ごすことや、子供中心の生活を送ることは、その時はよくても子育てを終えたあと夫婦だけの生活を迎えた時に、向かい合うこを難しくします。特に、母語の違う外国人と結婚した私たちは、言葉の違いで会話をする機会が減らないためにも、もっと夫の言語を勉強する必要があると感じています。
・最近、義理の母が近くに越してきました。一人で暮らしいるので、買い物などで困ったことがあれば声をかけてくださいとは言っているのですが、あちらからの連絡はほとんどありません。今回の読書を通して、気にかかっているのであれば、こちらから声をかければいいということを教えられました。こちらから声をかけることは、母にとっても気分が悪いものでもないでしょうし、私も何もお手伝いしないことに対する後ろめたさや、心配もなくなります。お互いが気持ちよく暮らせるよう、これからは自分から声をかけるようにしていきたいです。
時代背景などもあり、ここに出てくる問を理解することは難しいです。なので、今回は夫婦関係や義理の家族との関係についての話になりました。先輩会員からのアドバイスなどを心に留めて、これからの夫婦関係を見つめなおしていきたいと思いました。
≪集まり≫
【日時】2022年8月24日 14:00~16:00
【参加者】会員8名(1名オンライン)、お客様1名
●プログラム
【讃美歌】354番 霊の交わり
【読書】夫婦論より「夫婦一体」
【感想】
・お互いが好きなことをし、話し合いなどの時間を持つことはありませんが、お互い支え合っているなとは思っています。巻頭の言葉の夫婦関係を理想とした場合、私たち夫婦は成り立つのか?と考えながら読みました。
・コロナ禍で航空券の価格が上がり、日本に帰省することを反対する夫を持つ友人の話を聞き、妻に対する気遣いが足りないなと悲しくなりました。たとえ夫婦であっても、思いやりや相手の気持ちに寄り添い想像する力が必要だと思います。
・人からは夫と似ていると言われますが、私自身は全くそのようには思えません。一心同体だとは思っていませんが、方向性は同じだと思っています。そのことが、似ていると言われる理由かもしれません。
・考え方や趣味など似たところはありませんが、子供を育てる上では、方向性と信仰を基にした価値観は同じだと思います。
今月から新しい著作集になりました。初日の今回は巻頭の言葉である『夫婦一体』を拝読しました。想像通り、私たち夫婦のことを思い、反省することばかりでした。みなさんも、それぞれ思うところはあったようです。共通して言えることは、羽仁先生の求める夫婦像が自分にはできるのだろうか?ということでした。
この中で、「似たもの夫婦は夫婦一体と似て非なるもの」だとあります。似たもの夫婦を理想としていた私にとって、衝撃的な言葉でした。ただ、似ないところの多い私たち夫婦にとっては、救われる一言でもありました。
そして、もう一つ「夫婦は、いつでも二人が一緒になってつくる人格です。」という言葉も心に残りました。二人でつくった人格を成長させる先に幸福があるという言葉に、結婚した当初、自分の幸せばかりを追い求めていた私が頭をよぎりました。結婚生活も10年を迎えると、徐々に二人の人格が出来上がってきている気がします。
この巻頭の言葉を心に、夫婦論を読み進めていきたいと思います。今後の読書の時間がとても楽しみになりました。
次回:9月24日(土)
今回から教会での集まりをもつことができました。これで、平日に働いてみえる会員も参加できますし、子供たちも集まって遊ぶことができます。これからもずっと集まることができるよう願っています。