2016年6月20日月曜日

2016年6月集まり

韓国も暑くなってきました。
大人が勉強している間、子ども達は近所の川で仲良く元気良く遊びました。

時】2016年6月18日(土)12:30〜14:30

【参加者】
会員6人、子ども6人

【プログラム】
1.讃美歌338番
2.読書「ヨクミル ヨクキク ヨクスル」(『教育三十年』より)
3.食:各家庭で取り組んだ野菜料理

【様子】
読書の様子
 この日の読書では、大正時代に自由学園初等部の入学式で話された「ヨクミル ヨクキク ヨクスル」という話を読みました。この3つのことは教育の基本ですが、心と体に完全に身につけるのには一生かかる課題とも言えるかもしれません。ミセス羽仁が入学してきた小学一年生にとてもわかりやすく、そしてテンポよくお話なさっているのがとても上手で、日頃子育てをしている母親達は見習う所が多くありました。

次に、野菜料理の勉強をしました。
各家庭で作った料理を
ポストイットで野菜毎に分類。
この日は、先月の集まりからこの日までに各家庭で作った野菜料理をポストイットに書いて集まりました。それを野菜毎(赤、緑、白として色の系統別)に分類し、皆で見合いました。季節柄、ナスやトマト、キュウリといった夏野菜を使った料理は当然ながら多く作られていました。友の会では食事摂取基準から1日に食べたい食品の組み合わせと分量の基準を持っています。その目安量と各食品の100g単価から、その他の野菜に分類されるもの(白くて重たい野菜)を必要量摂取しなければならないことを再確認しました。また各家庭で、子ども達の年齢に応じて食べるべき分量も再度確認したいと話しました。人参は以前は特出させて摂取量を提示していました。人参の食べ方にも気をつけたいという話も出ました。また、ジャガイモについても、栄養的にも気をつけて摂取したいと話し合いました。

米粉で作った二種類の
団子を頂きました!
今回表に出た中から各人のおすすめ料理を紹介しあいました。来月は一品持ち寄りでそれらを試食します。この学びは最終的に、ソウル友の会の野菜レシピとしてまとめることになりました。
次回の集まりもまた楽しみです!


2016年6月7日火曜日

2016年6月張り出し友の会

6月6日、韓国は顯忠日(殉国したと認められた人たちを追悼する日)で祝日だったので、友の会の子ども達と読書、クッキーの実習を行いました。

時】2016年6月6日(月)10:30〜15:00

【参加者】
会員6人、子ども6人

【プログラム】
1.読書「下手も上手のうち」(『子供読本』より)
2.ルシアンクッキーの実習
3.鍋帽子®の料理

【様子】
読書輪読
まず初めに子供読本を大人と子ども一緒に輪読しました。幼稚園年長以上が輪読に加わり句点毎に順番に読みました。
子ども達と一緒に読書するのは初めてでとても新鮮でした。日頃の日本語の学習成果もあり、みんな上手に読めました。心を育てるこのような文章を一緒に読む機会を今後も作っていきたいと思いました!
泡立てる過程をじっくり見る





クッキー生地を丸める
次に、ルシアンクッキーを子ども達と一緒に作りました。人に差し上げるのに良いクッキーとして喜ばれるので、作ってみたいという希望があったためルシアンクッキーを学ぶ事になりました。






材料と手順を確認しながら、初めは講師が生地を作り、子ども達が丸めました。
二回目は生地の生成から子ども達がやってみました。
子ども達が丸めたクッキー
形色々、味があって良い
2歳の子どもから小学4年生までが皆で成形する姿は見ていて微笑ましかったです。


みんなで食卓を囲む
鍋帽子®を用いた料理は机上学び、事前に用意していた料理の数々をみんなで昼食をいただきました。


季節の煮梅、美味!
昼食後は子ども達は日本語で創意工夫を凝らして様々な遊びを繰り広げました。異年齢の子ども達が一緒に遊べる環境に感謝です。

とても充実した楽しい時間でした。
ルシアンクッキー&グラニュー糖をかけたくるみクッキー



2016年6月2日木曜日

2016年5月集まり②ご報告

5月第2回の集まりのご報告です。
5月24-25日東京で行われた全国友の会大会に出席されたリーダーが帰国、1

【日時】
2016年5月30日(月)10:30〜13:30

【参加者】

会員4人、子ども2人

【プログラム】

1.讃美歌270番
2.読書「思想しつつ生活しつつ祈りつつ」(『思想しつつ生活しつつ(下)』より)
3.全国大会の報告
4.映画『アラヤシキの住人』一部鑑賞(本鑑賞は6月11日実施)

【様子】

全国大会に出席し、多くの刺激を受けて戻ってこられたリーダーの熱い思いが伝わる集まりでした。
大会で歌った讃美歌を歌って集まりを始めました。

読書は友の会のモットーである「思想しつつ生活しつつ祈りつつ」を読みました。
信仰のあるなしに関わらず祈らない人間は誰一人いないと文中に書かれています。ミセス羽仁は次女を亡くされた時に、自分の祈りの先を初めて知り得たということです。
世には多種多様の祈りがありますが、その中で各人の社会を良くしたいという強い思いと祈りがあるからこそ、様々な手段と方法でそれが現実になっていくのだと思われます。友の会もその内の一団体です。
感想の中で、祈りの課題を親しい人とシェアすることは相手を思いやり、共に祈ることができて良い習慣だと思うというものがありました。個人主義に傾く昨今ですが、隣人の祈りを共有し、共に祈る心と生活の余裕を是非とも持ちたいと強く思います。

次に、リーダーより大会の報告がありました。
大会の様子を撮影した写真をテレビのモニタで、また用意してくださった大会内容の要点をまとめたハンドアウトを見ながらの報告で、臨場感と内容がヒシヒシと伝わりました。
友の会が創立当初から大切にしている「生活即教育」。特に6歳以下の子ども達の生活が重要だと提唱し、働きかけてきたものを、この度関係3団体で大々的に「おさなご発見U6広場」という活動として日本国内で活発に行っています。ソウル友の会は6歳以下の子どもが多くいます。(毎年増えています!)こひつじ広場やこひつじ文庫を初め、乳幼児を持つ家庭への働きかけを会員内外共に活発にしていきたいと改めて思いました。

野菜を使ったお料理
自由学園の手作りクッキー
映画『アラヤシキの住人』を一部鑑賞した後、昼食は野菜料理の一品持ち寄りを皆で頂きました。
夏野菜を用いた料理が食卓に並び、デザートまで美味しくいただきました。
以前ソウルに住まわれていたKさんより自由学園のクッキーの詰め合わせをお土産にいただき、皆で感激しながら味わいました。丁寧な仕事と美味しさ!皆で目でも口でも楽しみました。ありがとうございました!!!
デザートのクッキーとケーキ



次回は6月6日(祝日)、張り出し友の会を開催します。
鍋帽子®の料理と祝日で子どもが多く出席できるので子どものルシアンクッキーの実習をします。