2025年4月28日月曜日

2025年 4月 こひつじ広場のご報告

こひつじ広場

2025年4月15日(火)20時〜21時

出席者 会員 8名、他友の会 1名


新年度になり初のこひつじ広場です。

今月も昨年度に引き続き、「みどりごの心」より2箇所、読書し、感想を述べ合いました。



みなさんご自宅からZoomで参加


📕「松平里子夫人」

東京音楽学校で声楽を学ばれた松平里子夫人。羽仁先生に請われ自由学園の初等部で子どもたちに歌を教えてくださったそう。35歳という若さでイタリアの地でこの世を去った里子さんの生きざまに、羽仁先生に、その時代に想いを馳せる時となりました。

「自分一人でも人の求めに応じようとする里子夫人に、無限の親しみをおぼえずにはいられなかった」という部分より、自分も周囲の意見に惑わされることなく、自分の良いと思うことを貫けるようにありたい。

・求められた際には、自分の力を差し出せるような人でありたい。

・女性が外であまり働くことのない時代に、反対もあっただろうが、自分がもっている力を発揮した。

・羽仁先生も里子婦人もお互いが偉大な人だと感じた。

・若くして病に倒れたことをあせっていたが、これで最後ではないというメッセージを感じた。



📕「時代は暮れる」

暮れゆく日々を感じながら、新しきものに向かっていく信念が感じられる力強い内容の詩です。
詩の感想を述べるのは、慣れない者にとっては容易なことではありませんね。


「新しいきものを着よう。/どこにある、どこにそれがある。/うろたえてはいけない。」変化をきらうが、新しいきものの材料がそこにあるのでめいめいの新しいきものをみつけていきたいと感じた。
「落ちついてめいめいの内部を見よう。」
「古きもののかたに囚われてはいけない。/刻苦し忍耐して、正直に/めいめいの新しいきものを縫おう。/恩寵が人の世にみちみちている。/力強い歩みはその信念の上にたてられる。」:新年度なのでより強く思いを感じた。力強さを感じた。新しいものに向かっていく信念がよい。
・あっという間に年がすぎるので落ち着いて生活したい。
と言う声が聞かれました。

🌿読書後の懇談🌿

 ・ 「婦人之友5月号」に先日神戸友の会で開催したソウル友の会のヌビバックを「縫う会」が掲載されました。神戸友の会も自作のヌビバック持参で集まりに参加されているとの話に、一同感激。


・過去ソウル友の会のメンバーが所属していた、岡崎友の会からもオーダーがあり、現在発送準備中。

・他友の会会員は、本物のひのきの木でできた組紐ディスクを30個オーダー、現在どのように使用するか研究中との話。ぜひ、ソウルでもやってみたいとの話になりました。


新年度より、こひつじ広場の係が進行と共に、報告を書くことになりました。その為係さんは、今回の読書のために、chatGPTに台本を作ってもらったとのことでした。係さんのユニークな人柄が消えてしまってちょっぴり残念な一方、進取の姿勢に刺激を受けました。

ブログの係も新年度から交代となりました。初のブログ挑戦ということで、前任者のようには行きませんが、ソウル友の会の活動内容が伝わるように努めてまいりますので、今後ともよろしくお願い致します。


📍今後の予定📍 

・5月13日(火) こひつじ広場 via Zoom
・5月21日(水)〜22日(木)全国友の会大会
・5月27日(火)あつまり@会員宅


🎶集まりとこひつじ広場は、基本的に毎月各1回開催予定です。
 
🐑こひつじ文庫のご利用については、お問合せください。
 
🍀ソウル友の会の集まりに関心のある方はご連絡ください。 

 seoultomonokai@gmail.com