2024年11月20日水曜日

2024年 11月 こひつじ広場のご報告

こひつじ広場

2024年11月20日(水)
出席者 会員4人、他友の会2人

本日は韓国・日本・タイから集合

📕読書

「人の世の悲しみ」(みどりごの心)


コロナ、戦争や紛争、身近な問題から、真の意味で「人の世の悲しみ」を見てみぬふりをしていないかということを各自が内省する時間となりました。


👤感想

・コロナの時に、自分の家族が感染しないようにということばかり優先していた。全てのことについて、自分はこのように考えていると感じる。

以前、日本語継承教育のことで地域の人に補習校を紹介した時に、意識高いねという反応で拒否されたことを思い出した。今日の箇所を読み、子供達のことを考えていれば諦めずに広め続けられていたと思った。これからは考えを改め、自分が出せる力は精一杯出そうと反省した。



・うわべだけで人に寄り添っている自分がいることに気づいた。戦争もどこかで起きていること、自分が頑張っても何も変わらない、自分の周りが巻き込まれていなければ良いという考えを持っていた。

「自分に稀有な悲しみが来ないうちは、それに問題にしまいとしている卑怯な人です。ほんとうに自分を正しいものにしようとしてみましょう。自分の中に隠れている、実に多くの敵を発見します。」という部分を読み、自分の中を顧みて、反省しなければいけないと思った。

毎回の読書が反省。これを機に軌道修正して行きたい。



「自分の家だけでのがれようとするから、だから私たちの生活に自信がなくなるのです」という文章を読み、親の悲しみが付け狙われていると感じた。子どもを病気から守りたい一心で、守りすぎ、口も出しすぎていることを反省した。

何事も小さい視点で物事を考えすぎていると思ったので、自分を見つめ直すきっかけにしたい。



「自分だけ自分の家族だけを保護したくなる」という言葉を読み、コロナの時のマスクやハンディータイプの扇風機を思い出した。ハンディータイプの扇風機が登場した頃、自分だけ良ければいいのかと自己中扇風機だと思っていたが、いつのまにかどこかからもらった扇風機は家の中にいくつもあり、慢心としていると自分だけ良ければいいという考えもアイテムも蔓延っていくことを思う。

「私たちは失望しないで、愚痴な人にでもなんでも呼びかけていこうとしています。これまでもそうしてきました。そうしてだんだん我々の身辺に愚痴の少ない友達を多く持つようになったことをうれしいと思っています。」という箇所を読み、補習校のことでも同様だと思った。小さなことに愚痴が多い人もいるが、願いとビジョンを伝え続けることで、愚痴の少ない、真の同志が増えていくことを長く運営していると実感してきている。



・安い服を買ったらラッキーだと思っていたが、バングラディシュの子どもが過酷な労働下で作っている動画を見て、安くてラッキーと思っていた自分を反省した。

「倒れるならばその場所が、どうか永遠の平和に向かって、この世を導いいてゆく重要なポイントで必ずあることを祈願しましょう。」という言葉を読み、倒れる場所まで考えていた羽仁先生はすごいと思った。



・家事家計講習会3回を終えた。よいことが響いてほしいという希望を持ってするが、緊張も疲れもピークに。しかし、やるべきことが与えられ、健康が与えられていることは感謝だと感じる。先日亡くなった谷川俊太郎さんの最期の詩は「感謝」という詩だった。何事も感謝だなぁと思って、精一杯生きなければいけないと思う。

自分とは遠く離れたことのようだが、世界では戦争が起こっている。なんとか終わってほしいと祈ったところでどうにもならないとは思わないので、一生懸命祈っている。

「自分の息子はどうか戦争に行かないようにということは、他人の子を是非とも戦争に送ってほしいということ」という言葉が心に堪えた。北朝鮮の兵士が戦地で死亡したというニュースを聞いても、自分と関わりがないという思いがあり、愛情がないことを痛感している。

講習会のある出来事を通して「灯火をとりて」を思い出し、いつでも備えの油を用意しておくことの重要性を再認識した。人には「時」は分からない。身近な友の会の活動では、願いを持って分かり合えるようになりたいと、願いを懲りずに伝え続け、祈りながら諦めずにやらなければいけないと思う。



・海外ニュースで戦争のことが報道されると、「今日もイスラエルか」「今日もウクライナか」と鈍感になっている自分に恐れを抱いている。その亡くなった人にも家族がいることを忘れてしまっている。自分たちさえ良ければよいというのはダメだ、と高校時代によく言われたが、自分は驕っていたと超反省した。

また、羽仁先生は理想を持って行動している人だが、韓国人は理想に向かって行動できている人が多いので、その部分は見習わなければならないと思った。

「悲しみの分担」という言葉から思い出したことがある。流産を経験した時、同じく経験者の親戚に「大丈夫だよ、みんななってるよ」と言われてさらに傷ついたことを思い出した。いっそ言葉ではなく、肩を抱くなどで慰めてもらう方がよかった。悲しみを自分だけのものにしていることも驕りなんだと分かった。



🍮読書の後は、バンコク友の会の様子や水質・洗濯の話で盛り上がりました!


📍今後の予定📍 

・12月7日 クリスマス会@会員宅 

・12月某日 12月のこひつじ広場@Zoom 

 

🎶集まりとこひつじ広場は、基本的に毎月各1回開催予定です。
 
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