2024年7月3日水曜日

2024年 7月 こひつじ広場のご報告

2024年7月2日(火)20~21:00

出席者5人


今回は📕著作集『みどりごの心』より「然(しか)らず、反(かえ)って分争なり」を読みました。



長い文章でしたが、皆で読めて良かったです!

👤感想

・争いが苦手。貫きたい信念などがないとも言える。
読書を通して、争いに2種類あることに気づいた。夫が好きではないことについては、自分が折れることがある。家庭の進歩のために、意見をはっきり言うことも必要だと分かった。
愛のためには血と涙がなければ戦えない」と書かれており、この強さに憧れる。


・「よくないことに向かって、正しいことのする一種の働きかけが争いだ」とある。争いは国、社会だけでなく、家族間でも、個人の中でも起こる。
面倒がらずに本気に意見をいい合って研究しましょう」とある。家庭の中で、夫とも、子どもたちとも意見を言い合える家庭を築くことを意識してきた。今、正直に意見を言い合える仲であることがありがたい。


・「時代は行き詰まりの中から、はっきりと目をさまして立ち上がりつつあります。(中略)ほんとうに目をさました人の数は少ないと思います。真剣に新しくなろうとしている家も団体も見つかりにくい気がします。ああ、どこに本当の『新しい』ものがあるでしょう。
冒頭のこの文に衝撃を受けた。本当に生まれ変わらなければならない状況にあるのに、日本の政治、特に都知事選の様子を見ていると、日本人は眠っている人が多いのではないか?!と思わされている。目の前の小さな幸せに惑わされてはならない。


・社会というスケールの大きな話から家庭の方にテーマが絞られてきて、書き方が面白いと思った。「争いは確かになくてはならない」という言葉に目が覚めた。
家の中がこんなに不規則ではいけないと知っていながら、手をつかねてその中に棲んでいるのは熱がないからです。夫の不機嫌が恐ろしくて、正しいことを主張し得ないのは、熱がないからです。」という文や、争いは苦しいものだという言葉を読んで、家庭のことを振り返った。様々なテーマで意見を交わし合いながら時にバチバチすることもあるが、それも悪いことではないと思えた。また、補習校についてもいつも戦ってくれている先輩ママがいるから今の補習校が存在し得るのだと思った。


・読書をするたびに、自分の生活に活かせる形で具体的にどのようなことを羽仁先生が言ってくれるのか?と思って読んでいる。今回は、後半部分で勉強になることが多かった。
夫と争うことが面倒だから言うべきことを言わずに家庭円満であることは、真の平和、真の幸せではないと気づいた。争いが必要な時には、熱を持ってよくしていく努力をしたいと改めて思った。
自分の生活や考え方は少しずつ変わってきていることを感じているので、上手に必要な争いをしていきたいと思う。



📍今後の予定📍

・7月4日 ヌビバッグ製作の会@会員宅
・7月9日 7月の集まり@会員宅(ポップオーバー実習、他)
・7月13-14日 夏のお泊まり会@ヤンピョン
・8月12日 こひつじ広場 via Zoom


🎶集まりとこひつじ広場は、基本的に毎月各1回開催予定です。

🐑こひつじ文庫のご利用については、お問合せください。

🍀ソウル友の会の集まりに関心のある方はご連絡ください。seoultomonokai@gmail.com