ステンシルでハガキを作ろう!(オンライン)
【日時】2021年8月11日(水)、8月13日(金)
【参加者】20名
【目標】よくみる・よくきく・よくする
待ちに待った生活工芸講習会の日がやって来ました。参加した子どもたちは皆、初めてのステンシルです。保護者の方の中でもステンシル経験者はほとんどいなかったと思います。お恥ずかしながら、手芸が苦手な私は、ステンシルの存在すら知りませんでした。
多摩友の会の方たちの温かい目に見守られながら、今回の目標である「よくみる・よくきく・よくする」を実行している子どもたちを見て、私たちも嬉しくなりました。
ステンシルを始める前に、『子供読本』を皆で一緒に音読し、そわそわする子どもたちの気持ちを落ち着けました。
いよいよ、ステンシル講習の始まりです。今回は葉っぱを作ることに。事前に拾ってきた葉っぱをスケッチし、それを洋型紙に移し描きするとこまでが一日目の作業でした。
その後、カットの仕方を丁寧に分かりやすく、失敗例も含めながらご指導いただき、実際の作業は各自行うことに。どこを切って、どこを残すのか。出来上がりを想像しながらカットするのは、大人の私の方が楽しんでいた気がします。
そして、二日目。それぞれ個性あふれる素晴らしい型を基に、専用の刷毛でハガキに色を落としていきました。どの子もトントンたたきながら色付けする作業が面白かったようです。また、どんな色を落とすのか。グラデーションにする子、色を重ねる子、半分だけのぞかせる子。初めてにもかかわらず、とても素敵な作品ができあがりました。
今回は、こちらでも手に入りやすい絵の具を使いましたが、専用のインクを使ってTシャツや、手ぬぐいなどにステンシルした素敵な作品を見せていただき、大人の方が夢中になってしまいそうでした。
洋型紙は洗って何度も使え、型紙として残すことができるそうです。今回の第一作品を大切に保管し、これから少しずつ増やしていけたらと思いました。
規制の多い夏休みの思い出にと計画した講習会でしたが、子どもたちの成長を見ることができ、保護者にとっても貴重な時間になりました。
私たちの申し出を快くお引き受けくださった、多摩友の会の皆さまには心から感謝申し上げます。そして、講習会のためにご奉仕いただいた方にも感謝します。これからも、生活工芸講習会を行っていけたらと思っています。