2021年7月4日日曜日

2021年6月 こひつじ広場のご報告

 2021年6月 こひつじ広場のご報告

(オフライン・オンライン)


【日時】2021年6月30日(水)10:00~11:00 会員大皿さん宅

【参加者】会員9名(うちお客様1名)

【読書】家庭教育より学校教育を見る『八、「社会」と「世間」』

【感想】

 海外で生活していると、日本の習慣と違うことが多々あります。「今までと違う習慣は囚われた頭にはなんとなく癪にさわる」とはまさにその通りで、自分にとって本当によい習慣であっても、あえて今までの習慣を通してしまっていたことがありました。

 子どもが成長するにつれ、外で日本語を話すことに抵抗を覚えるようになりました。

 制服のスカートを嫌がる娘に、常識(世間)を押し付けようとしていました。パイオニアは大変です。親としては子どもに苦労をさせたくないのですが、世間に流されないでほしいという気持ちとの間で葛藤しています。

 人は思ったことを何も考えず口にし、相手を傷つけることがあります。ただ、その言葉の真意は分かりません。自分が言葉を発するとき、その一言が世間に流された浅はかなものではないかということを、よく考えてから発しなければならないと思いました。

 「あの人変わってるね。」とか、「普通じゃないよね。」という言葉を口にしますが、よく考えて発した言葉ではありません。ただ単に、自分と違うからというだけで出てきた言葉なのです。自分の価値観が絶対的だと思っていることを、反省させられました。

 色んな価値観を持った人の中で子どもが育っていくことはいいことだと思います。その中で自分の価値観と照らし合わせ、どのように生きていきたいかを考えてもらいたいです。

 「世間というものは、人の心のごく浅い部分の影法師です。」とあるように、世間には実態がなく、世間を恐れる心が影法師を作り出しています。教育や環境が人の価値観を作るのではないでしょうか。世間を恐れず、本当によいと思うことを今一度よく考え、子どもたちに実行させていきたいと思います。今回も気づかされる点がたくさんあり、とても勉強になりました。



【オンライン講習会について】

 この日、最終リハーサルを行いました。7月から規制が緩和される予定だったのですが、1週間延期されてしまい、残念ながら私はオンラインでの参加です。皆さんの努力が実りますように。画面の向こうから応援しています。頑張ってください!!


飛び跳ね注意の瞬間です。









プリンがきれいにひっくり返りました!美味しそうです