【日時】2020年12月7日(月) 10:00-12:00
参加者:オンライン9名
プログラム:
【讃美歌】 96番 待降
12月にふさわしく待降節に歌う讃美歌
【読書1】思想しつつ生活しつつ(上)より、「運命は偶然か」を読みました。
感想:子供が幼いときに日本語の集まりで過ごした同じ境遇の友人たちと時折、近況報告取り合っているが、日本語力の差で、子供がショックを受けている。
・子供は放っておいたらやりたくないことはやらないので、親がきちんとみてあげることが大切だと思う。
・自分にはできないことも、他人には求めてしまう。少しずつでも歩みを進めている自分を認めてあげたいな、と思う。
・コロナ禍で、大変な中でもオンライン授業を続けていてよかったと痛感する。もし授業がなかったら、家庭によってかなり差が開いただろうと思う。
・学生時代を振り返ると、目標があり、日々少しずつの努力をしていた学生と、テスト前に詰め込み勉強をした学生とに分けれ、15年たった今、 幸か不幸かは別として、前者は、当時の専門知識を生かした生活を送っているが、後者は全く関係のない人生を送っている。
・最近、下の子の日本語力の不十分さを痛感した。注力していた上の子のときと比べて不十分さを感じ、後悔がある。
・家庭における継承語教育がとても大事。学校に入るまでの家庭教育、特に母親が母語で育てることの大事さがある。「下手な外国語で子供を育てるのは、薄めたミルクで育てるようなものだ」という、ことばもある。
・日本では、結果が良い=好評価、という考えが強いようだ。結果ではなく、過程を褒めるようにしたい。「友達に優しくできて、えらいね」などと【在り方】を褒められるような心持ちでいたい。
・韓国の大企業勤めの友人たちの話を聞くと、大学や就職までがゴールでそこまでは努力するけれど、一旦そこまで達すると、その後は新しいことに挑戦せず、おとなしくしている人が多い印象。
・向上心があるからこそ、結果が出ないときに悲しくなると思う。長期的な目でみたら、大事なのは「現時点での結果」ではなく、「向上心があること」だと思う。その点を評価してあげたい。など
【読書2】思想しつつ生活しつつ(上)より、「二つの家庭」を読みました。
・以前は、整理収納やミニマリストに憧れた時期もあったが、完璧に無駄をなくした家やモノクロの家=子供の成長に良くないのでは、と疑問を持つようになった。子供が巣立ったら、理想のシンプルな生活ができると思うので、それまでは多少ごちゃごちゃでも目をつぶろうと思う。
・多少家事が不十分でもいいから、穏やかな気持ちで過ごしてほしい、と夫に言われた。
・片付いていなくても人を呼びたがる夫、綺麗にして人を呼びたい自分、折り合いをつけながら、人付き合いをしたい。
・使命や目的があると、無駄なことを考えずに進めるので良いと思う。
・未亡人の家=形を重視する家、共働きの家=中身を重視する家、良いところを取り入れたい。
・子育てをしている中で、今までの自分の思考や価値観が壊されてきたが、何を大事にするか。
・社会の中で色んな人と接しつつ、大人も子供も【努力できる場所】があることが重要だと思う。
などの意見がありました。
次回の予定:
コロナ対策の段階強化により、現在、韓国では集まりが禁止となっています。
今年度のクリスマス会は、残念ながら中止となりました。
こひつじ文庫の棚卸も当面、延期とさせて頂きます。
次回、オンライン集まりは、12月21日(月)午前中の予定です。
オンラインこども読書は、12月26日9時開催予定です。