2015年7月12日日曜日

7月生活勉強会のご報告

連日30℃を超える暑さのソウルです。今回よりトモダちんぐ(http://tomodaching.blogspot.kr)を通じて、マンナ教会の場所をお借りして集まりを持つことができるようになりました。
関係各位には心から感謝申し上げます。

集まりのご報告です。


<日時>   7月11日(土)12:00~15:00

<場所>   マンナ教会3階

<参加者>  会員8名、子ども6名      


<内容>   

1.讃美歌 452番
2.読書 著作集『教育三十年』より「教育の目的とその方法」
3.生活勉強 家計:6ヶ月平均の見合い、食:夏野菜のレシピを聞きあう

<集まりの様子>

*読書

先月より通読している『教育三十年』より、今回は「教育の目的とその方法」を読みました。
素晴らしい場所が与えられて感謝

冒頭にはこのように書かれています。「教育の目的は何ぞときく人があれば、真の自由人をつくりだすことこそ、真の教育の目的であると、私は熱心に主張したい。

そしてこの箇所の終わりにはこのように記されています。「ああすべてわれわれになくてならないものの豊かに備わっている天地を信じて、何の誇るべき知恵も力もまた思い煩いももっていない人間、それが自由人であるのだと思っている。(以下省略)」

人生の様々なステージに立ち生きる人達が共に集い、様々な立場と視点の読書感想を分かち合い、助言し合うことができるのは貴重なことだと、集まりの度に心底感じます。
以下に、感想の一部をご紹介します。

〜感想一部〜
1歳児から小学生まで
楽しく遊ぶ会員の子ども達
・年齢にかかわらず、一生涯自分を教育しつつ生きていくことの大切さを改めて感じた。いつまでも謙遜であり続けたいと同時に、感じとる心を鈍感にしないようにしたい。
・人間に与えられた選択の自由を、神様の御心に従って使えるように祈り続けたい。
・子育てをしながら教育的大失敗を犯していないかと反省しながら読んだ。書かれている子どもを甘やかし保護しすぎる教育の失敗、注文の高すぎるきびしすぎる教育の失敗、、教育の根本を自覚しながら子どもと接していきたい。
・教育の根幹は愛。子どもに優しい社会はこの愛を基盤にして築き上げられると思う。隣にいる子どもに愛をもって接することが素晴らしい社会を創ることに繋がると思う。
・幼い頃に受けた愛情は無意識の間に心に積もっていく。おさなごを育てる人たちにはこのことを心において生活してほしい。
・友の会の中で、愛を持って互いのこと、また子ども達のことについて意見してもらえるのはありがたいことだと感じる。

*家計

次に、家計簿の6ヶ月決算を見合いました。上半期6ヶ月間を振り返り、下半期をどのように過ごすのかを考え、修正の必要な費目が分かります。私たちが使っている羽仁もと子案家計簿は、家計にも「予算」があることが特徴です。予実の差が激しい会員に対しては、予算立ては何年も積み重ねることで上手になるとのアドバイス。また、記帳が滞っている会員に対しては、記帳時間を検討すること、続けられる方法を見つけるといったアドバイスも聞かれました。何事も積み重ねが大切です!


*食

夏野菜を使ったおすすめ料理のレシピを聞き合いました。次回、会員宅で今回出た料理と婦人之友から実習することになりました。


次回は7月27日に集まります。