こひつじ広場
2025年3月18日(火)
出席者 会員 8名、他友の会 1名
久しぶりのこひつじ広場です。
今月は「みどりごの心」より3箇所、読書しました。
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各自宅からZoomで |
📕「壮志を抱いて壮途をいくもの」
・若い時は野望があったが、今は自分は成し遂げて舞台で脚光を浴びる者ではなく中間ランナーだと思えてきた。たすきをつなぐことができなかったらいけないので、真面目に生きなければいけないと感じた。
・よいと思ったことを迷うことがよくあるが、この箇所を読んで後押しされた。
・共感を得た箇所
「至りついた所までの使命を、思いきり果たしたことを愉快に感ずべき。」
「十分な準備と確信をもって、臆せずによいと思ったことに突進する人は、横断飛行にかぎらずこの社会をよりよいものにするために最も必要な人。」
「私たちは現在のこの卑い人間から神に似るものになるまでの、さまざまなランナーです。勇気と冒険が必要です。」
📕「今、生まれしみどり児」
・この詩を読むと、自分の心が清められる気がする。
・近頃赤ちゃん見ると涙が出る。「絶対にめでたいものである」という言葉に無意識に共感してなのかと思った。
📕「おさなご」
・見落としがちな親の弱点が書かれている。子育てを終えた者だから見えるものがあることを感じる。おさなごの言葉にならない言葉に耳を傾けてほしい。子育て真っ最中の人が一生懸命すぎて見えないことを、一歩引いた立場の人が伝えることも必要なのかなと思っている。
・娘が幼い頃、先生が真正面からガチンコでぶつかってくれたことに今親子で感謝している。「教育のよって立つ根本は、お互いの信頼のほかにない。」とある。信頼あってこその時間だったと今改めて思っている。
・おさなごの持つ罪、能力、そして絶対独自の人格的立場としての厳粛性を改めて思う。家庭でも社会でも子どもに接する時に、誠意、忠実、そして信頼を持って対したいと思う。
・本文中に「子供自身その罪を自覚しない年齢の時において、親がちゃんと働きかけてやるのが一番です。もしその時期をうっかり過ごしてしまって、小学校にゆくころにでもなってしまうと、それこそ子供がかわいそうないじらしいものになってしまいます。」とある。継承日本語教育では、生まれた時から親が自分の言葉で語りかけることが非常に重要であり、それによって培われるものが大事。小学校に上がる頃には遅すぎる。この考えと同じ内容が書かれていて、感銘を受けた。
・子育てのことで反省することばかりだった。心から子どもに愛情を注げているのかを振り返る。自分とは違う子どもに対し、昔の自分を重ねて考えていることがある。
・補習校は、親同士の信頼関係が築けてこそ、正しく子どもの教育ができる。いい加減に付き合うと信頼関係は築けない。真剣に大人の関係を築いていきたい。
📍今後の予定📍
・3月25日(火) 集まり@会員宅