2023年12月6日
出席者8人、他友の会1人
Zoomにて |
『自由』の生産と消費(「みどりごの心」より)
昭和5年に書かれた文章です。
一般に言われる「自由気まま」を意味する「自由」とは全く違う概念の「自由」について書かれています。
「本当の自由は血の価である、誰かの力の賜である」
「自由は生産されるもの、消費されるもの」
という言葉に驚いたと言う人が幾人もいました。
自分が享受している自由は当たり前のものではなく、誰かの犠牲の上に成り立ち、自分は人に助けられて生活していることに気づいた。だから、自分も人を助けていきたい。
このような感想も聞かれました。
「私に与えられている自由、それをよく使わしていただきましょう。けれども使い過ぎて私に許されない神の血や人の血を、そのために流すことをしないように。私に与えられている足らんとを用いて、自分の生きるためにも、他人の生きる助けのためにも、このなくてはならない自由をまた根かぎり生産しましょう。」(文中より)
また12月ということで、日本国内の友の会では、助けを必要としている人々に、米や味噌、本を送る活動を積極的にしていることを聞きました。
日雇い労働者の方々が持っていかれる中古本は、「枕にならず、枕元に置かれている」という話があったそうです。
私たちが多く持ち過ぎているものを、本当に必要な人のところにささげられるように、私たちも豊かな社会をつくるために自由を生産できる者となりたいです。
最後に、1~2月は日本に帰省する人が多いため、来年度の係決めをしました。
それぞれが気持ちよく役を引き受けることができました💕