1930年に創立された、雑誌『婦人之友』の読者の集まりです。衣食住、家計、育児などを学びながら健全な家庭を築く事でより良い社会を創る事を目的に活動しています。 ソウル友の会は2014年創立されました。
2021年6月20日日曜日
2021年度 全国子ども研究会
2021年6月13日日曜日
2021年6月 集まりのご報告
2021年6月 集まりのご報告(オンライン)
【日時】2021年6月9日 10:00~12:00
【参加者】10名
●プログラム
【讃美歌】465番 児童
【読書】思想しつつ生活しつつ(上) より「親子の愛の完成」
・自分に都合がいいと母から「親孝行はしなくてもいい」と言われたことがあります。そういう考え方もあるのかと思いつつ、今でも納得はいっていません。子どもが親を敬い尽くすことが悪いこととは思わないからです。
・スキンシップ、肯定的な言葉がけ、時間の共有などを意識して子育てをしてきたはずなのに、いつの間にか忘れていることに気がつきました。
・自分自身の生活が充実していれば、自分を愛し満たされます。そうすれば、本当に子どものことを思って言葉をかけたり、行動を起こすことができるのではないでしょうか。韓国人は、「サランヘヨ(愛してるよ)」と直接言葉で愛情表現をします。自分自身、親から言葉での愛情を受けた記憶が殆どないのですが、せっかくこのような文化のある国で暮らしているのだから、子どもとの会話を大切にしながら、言葉でも愛情を表現していきたいです。
・日本人としては、スキンシップや言葉で愛情が表現できている方だと思いますが、子どもが自立し一人でも生きていけるよう、少しのケガであれば突き放すようにもしています。
・子どもがケガをしたり、病気になったとき、子どもの辛さを考えるのではなく、自分の大変さを真っ先に考えてしまいます。子どもに「お母さんは、私のこと好きじゃないよね。」と言われたとき、愛情表現が足りなかったのだと反省しました。子どもは無条件に親を愛してくれます。うわべの愛情表現ではなく、子どもを無条件に認めた上で、真の愛情表現をすることが大切だと思います。
・子育てを振り返って、本当に子どもを理解し子どものやりたいことをやらせてあげていただろうか、自分の理想を押し付けていたのではないかと思い返すことがあります。子どもが冗談で「私は愛情欠乏症だ。」と言いいますが、やはり日本人として愛情表現が少なかったなと思い起こしました。
今回は、自分自身が子や親の立場からいろいろな感想を聞くことができました。私も母親としての資質がないのではないかと思い悩んだとき、先輩会員の一言で救われたことがあります。このように、同じような悩みをもつ仲間や、子育ての先輩との交わりを持つことができるのも、友の会のいいところではないでしょうか。
【オンライン講習会について】
オンライン講習会まで残り1カ月を切りました。今回は、調理以外の流れの確認と、コンピューターの操作確認などを行いました。
また、料理上手なTさんがプリン作りで最も難関である、カラメルソースについての研究結果を共有してくださいました。正直、私も初めてプリンを作ったとき、カラメルソース作りが面倒で次も作るだろうかと感じていました。カラメルソースが作り置きできれば、そんな面倒から解放されます。
カラメルタブレットとカラメルソースの両方の観点から研究してくださり、とても勉強になりました。ありがとうございました!
このように、コンピューターの得意な人、料理の得意な人、それぞれの力を出し合ってオンライン講習会に向け準備を進めています。
【子ども生活講習について】
前回、こひつじ広場で話題になった子ども生活講習について、実際に開催することとなりました。第一回目のテーマは「衣類管理について考えよう」です。洋服のたたみ方を学びます。励み表を用い、習慣になってくれることを願っています。
次回:7月19日 6ヶ月の家計を見合います。