2021年6月20日日曜日

2021年度 全国子ども研究会

 2021年度 全国子ども研究会に出席しました!


















【日時】 6月18日(金) 10:00~12:00, 13:00~15:00 (オンライン開催)

【出席者】541名

【礼拝】中央部中央委員 山本洋子さん
    聖書:マタイによる福音書 18章1-5節

【内容】・各地の活動から、子ども・親子・かぞく・地域
    ・今、私たちにできること話し合い
    ・「浜田のまちの縁側」代表 栗栖真理さんのお話

 今回も会員の大皿さんのお宅で、規制に従って3名のみ出席しました。出席者の総人数を知り驚くと同時に、この時間を共有できたことに喜びを感じました。

 礼拝での山本さんのお話から、自分を低くし、この世の価値観を捨てること。子どもの目線に合わせ、子どものように何にでも興味を持ってチャレンジすることの大切さ。私たちは、よりよい社会を想像しながら、これからも種をまき続けなければならないことなどを教えていただきました。

 各地の活動から特に印象的だったのは、往復はがきで近況報告をしていたというものです。往復はがきという響きが懐かしく、日本ならではだなと感じました。子どもたちからの手書きのはがきは温かみがあり、とても素敵な活動だと思いました。子どもの集まりを持つことは、子どもたちのためだけではなく、母親を孤独から救い、弱音を吐きだせる場でもあると思います。また、子どもたちの成長により集まりをやめてしまった地域もありました。全国の活動の報告を聞き、多くのことを学ばせていただきました。

 毎号楽しみにしている「かぞくのじかん」編集部の方のお話もお聞きすることができました。創刊当時の15年前の母親と現代の母親の悩みは、生活に関するものから精神的なものへと変化してきたそうです。現代の母たちは時間的に余裕がなく、子育てで大切な「待つこと」がとても難しいです。子どもは、自分を否定せず待ってさえくれれば、自分で気づきより良い行動が起こせるそうです。「待つことが、促すこと」だと教えてくださいました。

 最後に、自由学園の卒業生である栗栖さんのお話を聞き、韓国で子育てをする私たちにとって、子どもを支える人間関係の不足を痛感しました。それでも、友の会の私たちはお互いを支え合い、助け合える人間関係を築けています。しかし、友の会のメンバーだけがよければいい訳ではありません。私たちがどんな種をまくことができるのか模索しながら、よりよい社会を想像し続けたいと強く思いました。



















 休憩時間、大皿さんのおいしい昼食とレモンケーキ、一緒に出席した恩田さんのなめらかプリンをいただきました。いつもありがとうございます!

2021年6月13日日曜日

2021年6月 集まりのご報告

 2021年6月 集まりのご報告(オンライン)












【日時】2021年6月9日 10:00~12:00

【参加者】10名


●プログラム

【讃美歌】465番 児童

【読書】思想しつつ生活しつつ(上) より「親子の愛の完成」

・自分に都合がいいと母から「親孝行はしなくてもいい」と言われたことがあります。そういう考え方もあるのかと思いつつ、今でも納得はいっていません。子どもが親を敬い尽くすことが悪いこととは思わないからです。

・スキンシップ、肯定的な言葉がけ、時間の共有などを意識して子育てをしてきたはずなのに、いつの間にか忘れていることに気がつきました。

・自分自身の生活が充実していれば、自分を愛し満たされます。そうすれば、本当に子どものことを思って言葉をかけたり、行動を起こすことができるのではないでしょうか。韓国人は、「サランヘヨ(愛してるよ)」と直接言葉で愛情表現をします。自分自身、親から言葉での愛情を受けた記憶が殆どないのですが、せっかくこのような文化のある国で暮らしているのだから、子どもとの会話を大切にしながら、言葉でも愛情を表現していきたいです。

・日本人としては、スキンシップや言葉で愛情が表現できている方だと思いますが、子どもが自立し一人でも生きていけるよう、少しのケガであれば突き放すようにもしています。

・子どもがケガをしたり、病気になったとき、子どもの辛さを考えるのではなく、自分の大変さを真っ先に考えてしまいます。子どもに「お母さんは、私のこと好きじゃないよね。」と言われたとき、愛情表現が足りなかったのだと反省しました。子どもは無条件に親を愛してくれます。うわべの愛情表現ではなく、子どもを無条件に認めた上で、真の愛情表現をすることが大切だと思います。

・子育てを振り返って、本当に子どもを理解し子どものやりたいことをやらせてあげていただろうか、自分の理想を押し付けていたのではないかと思い返すことがあります。子どもが冗談で「私は愛情欠乏症だ。」と言いいますが、やはり日本人として愛情表現が少なかったなと思い起こしました。


 今回は、自分自身が子や親の立場からいろいろな感想を聞くことができました。私も母親としての資質がないのではないかと思い悩んだとき、先輩会員の一言で救われたことがあります。このように、同じような悩みをもつ仲間や、子育ての先輩との交わりを持つことができるのも、友の会のいいところではないでしょうか。


【オンライン講習会について】

 オンライン講習会まで残り1カ月を切りました。今回は、調理以外の流れの確認と、コンピューターの操作確認などを行いました。

 また、料理上手なTさんがプリン作りで最も難関である、カラメルソースについての研究結果を共有してくださいました。正直、私も初めてプリンを作ったとき、カラメルソース作りが面倒で次も作るだろうかと感じていました。カラメルソースが作り置きできれば、そんな面倒から解放されます。
























こちらが資料の一部、タブレットとソースを使って焼きくらべた結果です。出来上がりはソースの方がきれいですね。


 カラメルタブレットとカラメルソースの両方の観点から研究してくださり、とても勉強になりました。ありがとうございました!

 このように、コンピューターの得意な人、料理の得意な人、それぞれの力を出し合ってオンライン講習会に向け準備を進めています。


【子ども生活講習について】

 前回、こひつじ広場で話題になった子ども生活講習について、実際に開催することとなりました。第一回目のテーマは「衣類管理について考えよう」です。洋服のたたみ方を学びます。励み表を用い、習慣になってくれることを願っています。


次回:7月19日 6ヶ月の家計を見合います。