【日時】2017年1月14日(土)14:20~15:00
【参加者】会員3人、子ども5人
【プログラム】
1.読書「林間の豚問答 夜の饗宴」(『教育三十年』)
【様子】
冬休みで日本帰省中の人が多く参加人数は少なく、また都合で時間も短くなりましたが、充実した読書の時間を持つことができました。
この日読んだのは、「林間の豚問答 夜の饗宴」という箇所でした。友の会の集まりで読む頻度はそれほど高くない箇所だそうですが、多くの気づきを与えてくれる内容でした。
養豚した豚を学校の皆で食べる時に行われた問答についてが書かれています。
本文中に「〜人間には理性を持ってはっきり思いさだめておかなくてはならないことが多くあります。豚というものがもしも頭でいろいろのことを工夫したり、働いたり、踊ったり、歌ったりすることが出来るものなら、豚を可愛がる人は、ぜひともかれらをそこまで育ててやらなくてはなりません。けれども豚の最高能力は、よい肉になって世の中の役に立つことです。〜」という言葉があります。
ここを読んで、子どもを育てることの責任について、思い直すチャンスが与えられました。また、問答中終始、この養豚に直接的、間接的に携わった全ての人への思いが語られています。私たちが日々どんなことをするにしても、見えないところで携わってくれた人やモノについての感謝を忘れていないか、再確認する機会にもなりました。
皆さんもぜひ一度手にとって読んでいただきたいと強く感じました。
次回の集まりは、23日(月)10:30〜です。