8月もソウル友の会は月2回の定例の集まりを行っています。
集まりのご報告をします。
<日時> 8月8日(土)12:00~15:00
<場所> マンナ教会1階
<参加者> 会員6名、子ども2名
<内容>
1.讃美歌 332番
2.読書 著作集『教育三十年』より「それ自身一つの社会として生き成長しそうして働きかけつつある学校」
3.生活勉強 家計:6ヶ月平均の見合い、家事家計講習会に向けて
<集まりの様子>
*読書
通読本『教育三十年』より、今回は「それ自身一つの社会として生き成長しそうして働きかけつつある学校」を読みました。昭和7年、フランス・ニースにおいて行われた、第六回世界新教育会議における羽仁もと子(『婦人之友』創刊者、全国友の会と自由学園の創立者)の講演内容が収録されています。
26ページに渡る長い箇所でしたが、1章ごとに感想を聞き合いながら2時間弱かけて読み進めました。
〜感想の一部をご紹介します。〜
・現在日本では道徳科目に評価を設ける流れがあるが、価値観の評価はよいとは思えない。
・「子供たちが自分たちのねがいを熱心に実現しようとし、そうして一つ一つそれに成功するように、われわれがよい導きと手助けになってやる」と書かれている。親が敷いたレールを子どもが歩むことを親自身が望みすぎていると感じる。
・子どもにどのような人間になって欲しいと考え願うことは、レールを敷くことになってしまうのではないか、とも考えられるが、それはどうでもよいということとは違う。願いの先をどこに持っていったらよいかという問題がある。
・子どもにとって大切なことは何か。どんな年齢、月齢でも楽しい生活、清潔な環境、美味しい食事などの願いがあると思う。子どもは日常の生活が平和に続いていくことを望んでいる。大人の抱く願いと子どものそれは異なる可能性も多い。
・現在の母親は雇い人になってしまっている。
・韓国でも生協、協同組合ができてきている。日本の良いものを取り入れて協同組合が作れるかもしれない。
・自由学園で宗教を押し付けずに教育するには苦労があると思うが、その方針を貫いているのはすごい。学園でするような教育を受けさせたいと思う。
・現在、国内友の会は高齢化、有職者の問題がある。しかし、高齢になってもやりがいを持って活躍していることはとても素晴らしいことだと思う!
<自由学園で学んだ会員の意見>
・学園生活を通して、農業や料理を通して、手作りを愛する気持ちが養われた。懇談を通して、自分の意見をしっかり伝えられるように、また相手を思いやる心が育てられた。
*家計
先月に引き続き、家計簿6ヶ月決算を見合いました。
今年初めて家計簿をつけ始めた会員は、交際費、保健衛生費、特別費に予算に入れ忘れたものが多く、不明金がなくならないと6ヶ月を振り返りました。
記帳のポイントはつけながら学ばなければいけない、継続は力、頑張りましょうと話し合いました。
*家事家計講習会
今年も家事家計講習会を開催します。
日程:10月7日(水)10:30〜12:00 @トモダちんぐ事務所(オリ)
詳細は後日公表します。
是非ご予定おきください!
次回の集まりは8月24日です。友の会はいつでも誰でもご参加が可能です。是非お越しください。