今年もソウル友の会この時期恒例のキムジャンを行いました。
今回は毎年有給を取り、キムジャンの参加を楽しみにしている有職会員のレポートをお送りします。
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11月11日火曜日
「キムジャン」(キムチづくり)
場所:会員宅
時間:10:00ー
参加人数:ソウル友の会会員5名とお客様3名
🍂 韓国の冬の風物詩、今年もスタート!
11月11日(火)、ソウル友の会では毎年恒例の「キムジャン(キムチづくり)」を開催しました。
| 📸 買い出しスーパーの様子 |
🥬 買い出しと下ごしらえ
朝9時半過ぎに、買い出しチームと塩漬けした白菜を干すチームに分かれて作業スタート。
韓国ではこの季節、キムチの材料が樽で売られるほど。スーパーには白菜や唐辛子粉、エビの塩辛、キムチと一緒に食べるさつまいもなどが大量に並びます。
| 塩漬け白菜を水切り中 |
キムジャン会場の会員宅に集合したら、大根、梨、ワケギ、セリ、からし菜、ネギなどを刻み、エビの塩辛や生姜、ニンニク、もち米粉ののり、唐辛子粉、梅エキス、イカナゴの塩辛エキスを混ぜて、香り豊かな「ヤンニョム(薬念)」を作ります。
材料を切ったり、塩漬けした白菜にヤンニョムを丁寧に塗り込む作業は、根気強さも必要です。外側から内側へ、葉の根元を中心にしっかりと塗り込むのがコツです。韓国の義実家でキムジャンをした会員から漬け方や材料の混ぜ方を教わります。
午前10時から始め、12時過ぎには8人で17株分のキムチが完成!
| ヤンニョムの準備 |
| 完成したキムチ |
🍽 みんなで漬けたてのキムチ味わう時間
お昼には、キムジャンと並行して準備していた「ポッサム(煮豚)」が登場。ポッサムをうすーく上手に切る会員。煮汁を無駄なく使った醤油ラーメン、キムチと一緒に食べる焼き芋も並び、テーブルは一気に豪華に。漬けたてキムチを噛み締めて味わいました。
今年のキムチは、昨年の反省を生かしたソウル友の会オリジナルレシピ。前年よりパンチのある味にしたいという会員の意見により、塩や砂糖を使わず、梅シロップでまろやかさを出しました。ヤンニョムも多めにしました。
| 完成したキムチとお昼ご飯と笑顔の食卓 |
「今年のキムチが一番おいしい」「家族にも好評でした」「来年も参加したい」との声が続々と届きました。
☕ お茶と語らい、そして来年へ
食後のお茶の時間には、『婦人之友』11月号掲載の羽仁もと子先生の「われ散歩を愛す」を読み、感想を語り合いました。「補習校で“歩こう会”をつくってみたいね」という新しいアイデアも生まれました。
帰宅後、持ち帰ったキムチにポッサムを再現し、家族と味わった人も多く、余った大根葉は「じゃこと大根葉のふりかけ」に。最後のひと葉まで無駄なく使いました。
また、今回当日欠席で味見をお届けした会員(3~40代のお子さん3人がいらっしゃる)よりメッセージをいただきました。
「丁度東京から上の息子が来ていてポッサムにして美味しくいただきました。息子は東京でもキムチを漬けているのですが、やっぱり味が違うと言っていました。みんなで漬けると楽しいし美味しいしすっかり恒例の行事になりましたね。」
✨次年度のキムジャンの為に、購入した費用、材料、反省点などを細かく記録しました📝
キムジャンで集まれた事に感謝し、来年も自分達の味を追求し、ソウル友の会のオリジナルキムチができますように!😊